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MMPブログ

2022.09.09

DTPってなんだろう?

DTPグラフィック

こんにちはY.Hです。第1回はブログスタートという項目で掲載させていただきましたが、今回からはDTPにおけるお話を私の回ではさせていただこうかと思います。

早速本題ですが、私が今回取り上げるのはズバリ『DTPってなんだろう?』です。

現在DTPは制作業界においては当たり前な言葉となり、私自身もDTP制作を行っているものの、実際その意味を詳しくわかっていないことに気づきました。そこで今回はこのDTPに関して改めて自分なりに調べてみて、その意味や役割に関してまとめてみました。

DTPとは?

そもそもDTPは、Desktop publishing(デスクトップパブリッシング)の略称で、日本語で卓上出版を意味します。書籍、新聞などの印刷物編集に際して行う割り付けなどの作業をパソコン上で行い、プリンターで出力を行うこと(Wikipediaより一部抜粋)です。
よくグラフィックデザインと並列して置かれることがあるDTPですが、グラフィックデザインはWEBやポスター、雑誌、チラシ、パッケージなどあらゆる媒体における視覚的なデザインの構成を企画・制作することの総称であり、より枠が広い意味を指しています。DTPもグラフィックデザインという考えや、DTPは正確にはグラフィックデザインとはまた別の分野であるという考え方もありますが、現在ではその境界は曖昧になっており、DTPもグラフィックデザインの一つとして位置づけられています。

DTPの歴史

さてそのDTPですが、古くは1984年〜1990年前後が起源と言われており、今ではPCやタブレット上でAdobeなどのソフトを用いてデザイン構成するのが常識化しましたが、それ以前は卓上で一つの紙に、実際の写真や文章などを切り貼りして構成を行っており、文字通り卓上出版でした。1984年にApple社が開発した「Macintosh」の登場により、今までコマンド入力で操っていたPCから世界で初めて「マウスを使って、PCを操る。アイコンやウィンドウを動かす。」という誰でも直感的に操作可能な仕組みを実現しました。

そこからパソコンの普及、制作ソフトの登場・進化(今や編集ツールとしては切っても切り離せないAdobeのPhotoshop、Illustrator、InDesignなど)により今日のDTPがあります。(PCやソフトの発展、各国での違いに関して等、他にも多くの歴史がありましたが、かなり細かく複雑な部分になりますので、今回は本当にザックリとご説明させていただきます汗)

DTPのこれから

このように様々なツールの進化によって発展していったDTPですが、現在ではスマートフォンやタブレットでも制作が行えるところまで技術は進歩しました。しかし需要という面では雲行きは怪しくなってきています。現在WEB化が進み、いわゆる出版物や印刷物の媒体需要が少なくなってくるのは間違いなさそうです。私自身印刷の需要は少なくなってきていると感じています。また、人工知能によるデザイン構築もひとつの問題となってくると思います。今やロゴやイラストだけでなく、ライティングやデザインまでもが人工知能によって制作することができるようになり、今まで人が行っていたことが簡単に作成できてしまう世の中になっしまいました。これを打破するにはどうするべきか…私も頭を抱えてしまいます。これはDTPに限らず制作という分野におけるすべての課題になると思いますので、人工知能にまさる何か、強い武器をこれから提示していかなくてはならないのではないかと私自身考えています。

いかがでしたでしょうか?私自身DTPのことについて色々調べて見ましたが、とても奥が深く結構複雑な分野だったんだなぁ(汗)と改めて思いました。今回はDTPそのものに関して色々話しましたが、次回では実際に制作物における内容についても触れていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。

Y.H

Y.H

株式会社MMP セールスプロモーショングループにて主にDTPを中心に制作を行っています。 猫を飼っており、毎朝のルーティーンはソファーに座っている猫を吸うことです。

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