どうも。高橋 学です。2回目の投稿です。
確か、前回「完全不定期」と書いた覚えがあるのですが、完全に定期ペースに乗っかっているようです。乗せられるとどこまでも乗っかって行ってしまう性格なのでこれからも乗っかり続けて参ります。どうぞよろしく。
さて、今回のお話はこの時期に募集される「宣伝会議賞」についてです。「宣伝会議」 とは広告業界にいる方なら一度はお世話になったことがあるでしょう、広告やマーケティングなどに関する講習・講座を、クリエイター向けに開催し運営している会社です。社外研修などでよく使います。著名なクリエイターが講師をしていたり、受講した人が著名なクリエイターになったりしています。私はコピーライターの仲畑貴志さんや、谷山雅計さん、クリエイティブディレクターの山崎隆明さんなどの講習を受けました。すごく勉強に ”は” なりました。残念ながら、実務ではなかなか活かせていない気がしますが・・・。
そして毎年秋になると「宣伝会議賞」の季節がやってきます。1962年に創設、今年で60回目の宣伝会議賞は、協賛企業がそれぞれの課題解決のためのアイデアを宣伝会議上で募集し、クリエイターがキャッチコピー、音声広告(ラジオCM)、動画広告などのアイデアを応募する、言ってみれば公な広告コンペ。昨年は64万点のアイデアが寄せられたそうです。過去には林真理子氏や、なんとメジャーになる前の糸井重里氏も受賞している、それなりにステイタスの高いものです。
かく言う私も、ここ3から4年ほど毎年応募 ”は” しています。いろいろな協賛企業があり、どこの課題に応募するかは自由なのですが、なるべく普段の自分に遠い、あまり親しみのない課題を選ぶようにしています。昨年は「核廃棄物の地中埋設化を国民に自分事化してもらうためのアイデア」を題材に応募しました。東京タワーが埋まるぐらい掘ったところに埋めるから安全です、という意味のコピーを書いたような気がしますが、そういう発想をする人は山ほどいるんでしょう、箸にも棒にもかかりませんでした。毎年同じようなことを繰り返しています。
さて、今年。応募の準備はしているものの、なかなか本腰を入れる気配のない自分にプレッシャーをかける意味で(?)このブログにあえてこの話題を書いています。いやあ、これがね、苦しいんですよ。一つの物事をいろんな方面から切り取ってみて何を言うかを探し、そしてどう言えばいいかをまた探す・・・ゴルフで100を切るのがやっとの私がホールインワンがでるまでクラブを振り続けているようなもの。メンタルをやられます。
とりあえず、ここに書いちゃったのでチャレンジは続けます。ファイナリスト発表は来年3月。何かの間違いでホールインワンが出ることを期待しつつ、脳みそをこねくり回してみます・・・。