先日、保育園に向かう道すがら、
綺麗な三日月を見つけました。
なかなか日が落ちた後に見ることのなかった三日月、
細い切先にほんのりと赤く色付いた姿が凛としておりました。
これは撮りたい!と、スマホを取り出すも、
三日月は空の低い位置にあります。
そしてこの辺りは、低層とはいえ2階建てや背の高い木々も居並ぶ地域…
枝と屋根の隙間を縫うことになります。
残念ながら自前の身長では高さが出ないもので、
生憎構図には悔いを残す結果となりました。
そんな日から数日後、
最近撮った自分のパースを見直したところ、
アイレベルの重要性を認識した次第です。
今回は指示のあった絵になるよう調整したパターンでしたが、
改めて見ると、なんだか、なんだか…です。
違和感の正体は、アイレベルと視野角のバランスでした。
求められる絵になるよう寄せることに集中してしまっては、
ここだ!というアングルを見逃すこともあると、反省した次第です。
伝える絵と惹きつける絵。
建築パースの奥深さを三日月から教えてもらった仕事納めの日となりました。
2022年、大変お世話になりました。
2023年も、MMPをどうぞ宜しくお願い致します。
皆様にとって、2023年が素敵な年となりますように。
良いお年をお迎えください。