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MMPブログ

2023.01.26

2023年、社員は"費用"から"資産"に変わる‼

MMPパース

こんにちは。
株式会社MMPパースチームの後藤です。
よろしくお願い致します。

今回4回目の投稿となりますので、
前回、前々々回の記事もご一読頂けますと幸いです。

【前回&前々回&前々々回の記事】
建築×3Dグラフィック(CG)
https://meldia-mp.com/blog/1443/
Metaverseが拓く未来
https://meldia-mp.com/blog/1516/
ゲームエンジン×建築パース
https://meldia-mp.com/blog/1814/

MMPパースより

新しい時代の始まり

2023年は、インボイス制度が開始されたり、NISAの恒久化が始まったり、こども家庭庁が発足したりと、様々な変化がある一年でございます。

その中でも、一会社員として、私が注目しているのは
人的資本開示の義務化でございます。

東証プライム銘柄である三栄建築設計を軸に広がる
メルディアグループに属する株式会社MMPの従業員である私も、
2022年までは、会社の費用(コスト)であったのが
2023年からは、会社の資産(ストック)になるのです。

費用から資産になるという事

日本の企業に勤める私の労働環境は
所謂、年功序列のメンバーシップ型
特に専門的なスキルが無くても仕事を失う事はなく、息を吸って吐いてしているだけで、黙っていても賃金が上がって行く、日本の伝統的なスタイルでありました。

そんな労働環境で働く従業員は、まさに【費用】。
そんな【費用】が、会社にとって価値のある【資産】になるとはどういう事なのか。

それは、自ら目標を打ち立て、そこに向かい自己研鑽を怠らず、止む事無き成長により自らの価値を永続的に向上させるという事です。

勉強ではなく学び

リスキリングという言葉を耳にする様になって久しい令和5年。
DXGXの加速する産業界で後れを取らぬ様、
OJTeラーニング、コンサルによるリスキルンぐプログラム等を活用して、産業界では形ばかりの学びが加速しています。

会社や上司から押し付けられる教育は、学びではなくただの勉強。
誰かから与えられた"お勉強"を真面目にこなすだけの旧態依然の思考停止した教育では、費用を資産に昇華する事は出来ません。

この先の時代に求められるのは、
自ら問題を定義し、作りたい世界を実現する為に、夢中で熱量を持って取り組む本物の学びです。

本物の学びは職場だけで完結出来るものではありません、
自分の会社というミクロな単位に視野を留めるのではなく、社会全体・未来の地球を視野に捉えたマクロな視点で世界を読解する、高い視座が求められます。

北欧風のトランポリン型社会

一度落ちた人を沈んだままにせず、何度でも上へ、落ちる前よりも高く飛び上がるチャンスを作るトランポリンの様な経済。

スウェーデンでは、職業訓練や就労支援を手厚くし、一度仕事を失った人でも早期で職場に復帰できるトランポリン型社会を実現しています。

そこでは、苦手な仕事で上手く力を発揮出来ない人が、得意な仕事に移動して、自分の能力を開花させ就労意欲も向上させる、理想の社会が実現しています。

トランポリン型経済を実現するには、国の仕組みから改変する必要があり、手厚い雇用(簡単に従業員を解雇しない)日本では、すぐに実現する事は難しいです。

ただ、もうすぐ2024年問題に直面する我が建設業界では、
信じがたい事に、令和5年の今も、ノルマ達成主義の【体育会系】のマネジメントが横行しています。

一人一人が能力を発揮し、就労意欲を高く保ち笑顔の溢れる社会を実現するには、従業員の止む事なき自己研鑽はもちろん、マネジメント側、管理職の意識改革も必要です。

部下の能力を見極め、得意分野を伸ばし、風の時代を乗り切る為の最適なビジネスモデルを構築し、無駄のない采配をとる、それが出来ぬのならば、AIに采配を任せるのも一つの手かもしれません。

おわりに

時代の転換点では、いつの時代も、激しい変化が伴うものです。
事に、我々、旧時代式の日本教育によって作り出された我々は、変化に対する抵抗力が大変に弱い生き物です。

でも、変化し進化すれば、見た事の無い地平が見えます。
息つく暇もない進化の日々の先で見える景色は、きっととても素敵なものだと思われますので(確約は出来かねますが…)、皆さんと共に、私も、日々自己研鑽に励んでまいりたいと思います。

この記事を最後まで読んで下さった方、
本当にありがとうございました。

それでは、次回の記事でお会い致しましょう。






後藤 国俊

後藤 国俊

2018年10月入社の契約社員です。

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