こんにちはY.Hです。早いもので私の回は第3回目となりました。
前回は広告におけるイラストの効果を私の見解にてお話させていただきました。
今回も引き続きイラストに関して、ちょっと見解といいますか、思うことをお話させていただければと思います。
最近町中で広告を見ているときも、スマホをいじっているときも、シンプルな線で構成されているイラストをよく目にします。
これはどの広告媒体においてもよく馴染み、伝えたい情報の邪魔をしないことが理由なのではないかと個人的に考えています。またシンプル(必要な線のみで構成されたイラスト)な為オシャレでモダンに見えるのも使用されている大きな理由の一つだと言えます。

ただこのシンプルなイラストは線が少ないので「簡単に描けるから量産化しやすい」と考える方が多くいらっしゃいますが、そんなこともありません。むしろ少ない線だからこそ、ミリ単位のバランスで良し悪しが出てしまうので高い技術力が必要となります。
同じシンプルなイラストでも「これはなんか安っぽい」「これはなんか凝ってる」と、理由はわからないけどそう感じることがあるのはそのためです。なので一概にどの広告にもよく馴染むと先程言いましたが、選択を誤ると自身が制作している広告媒体に全く合わないこともよくあります。
シンプルなイラストを使用する上でも、その情報量やテイストをしっかりと見極めて使用していくことが大切です。
今後もこのシンプルなイラストは多く使われていくと思いますが、世の中がシンプルイラストばかりになってしまうと差別化が生まれないため、あと数年でまた違ったテイストのイラストが流行り始めるのではないかと個人的に予想しています。
そうなった時は広告を構成する方法や考え方もまた変わってくるかと思いますので、それはそれで楽しみです。
それでは今回はこちらにて終了です。また次の機会に。